アウトドア好きなら一度は通る?トランギアのアルコールバーナーTR-B25の魅力

アウトドアギアレビュー

アウトドア好きならガス、ガソリンに加えて一度は経過するであろう火器が、アルコールバーナーではないでしょうか。簡単に製作できるのでアルミ缶で自作したりもしますが、市販品も比較的リーズナブルに手に入ります。



その中でも決定版のアルコールバーナーは、やはりトランギアのTR-B25ではないでしょうか。
他のアルコールバーナーと比べて人気の理由としては、

1)オール真鍮ボディーの堅牢でスチームパンクなデザイン
2)火力調節が可能
3)アルコールを中に入れて運搬が可能

このあたりでしょうか。







外観については多くを語る必要はないですね。使い込むごとに味が出て、オンリーワンのギアになっていく様子は、何ものにも変えがたい魅力を持っています。











また、スライド式の蓋を使って火力調節が可能なのも、本機の特徴です。

例えばメスティンを使って炊飯するときなどは火力が強すぎるため、火力調節をしたほうが良いでしょう。また、最小の火にしておけば調理後の保温としても使うことができます。

ただし、火力調節蓋は消化蓋とも兼用のため、マルチツールのペンチを忘れると悲惨なことになってしまうことでしょう(笑)その場合は、燃料がなくなるまで放置することで解決します(笑)

私は蓋はオリジナルで使っていますが、エスビットのアルコールバーナーや中華製のアルコールバーナーの蓋と取り替えるユーザーも少なくありません。規格があるわけではないのですが、なんとなくいろいろな製品が使えてしまうのもオリジネーターたるメリットでしょうか。



火力調整の様子




本体のキャップにはゴム製パッキンが付いており、そこそこの量のアルコール燃料を入れたまま蓋を閉じることができます。2回、3回と使うようであれば、別途ボトルは必須になってくるのですが、ちょこっと散歩でコーヒーなんていうシチュエーションでは本体だけでも事足りるでしょう。







本機のデメリットとしては、素の状態では五徳が付いていないため、何かしらを購入して持っていく必要があります。
トランギア純正では「ミニトランギア TR-28T」という、アルコールバーナーとコッヘルのセットについている風防兼五徳があります。



トランギア純正の五徳兼風防




他にも、エバニューのチタンアルコールストーブ用の五徳がフィットするため、軽量に済ませるならばこちらもオススメです。



エバニューのチタン製五徳を装着したところ




ただし、こちらの五徳は風防がないため、風が吹いている場合は別途風防が必要になることでしょう。
アルコールバーナーはその手軽さの代償として風にはあまり強くありませんので、風防はひとつ持っていて損はないと思います。火が消えてもすぐに再着火ができますが、風が吹くとお湯が全然わきません(笑)



アルコールバーナー全般の注意点としては、アルコールに火がついた状態でうっかり本体を倒してしまうとトンデモナイ事態になります。(ガスバーナー、ガソリンバーナーだって倒せば大変な事態になるのは共通です)

また使用する燃料や燃焼状態によっては目がしみたりするので、メリットとリスクをしっかり把握して、テントの中などでの使用は避け、屋外の安全な地面の上で使うようにしましょう。





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