きっかけ
1月に転職をしてからはワークスタイルが大きく変わり、テレワークがメインとなりました。
1日中部屋で過ごすことも多くなり、気づきました。
「お尻が痛い」「肩が凝る」「頭痛がする」
モニターアームや椅子の調整でなんとか誤魔化してはいたものの、やはり長時間のデスクワークによる姿勢の固定化が体に悪影響を及ぼし始めたのです。
会社であれば、人に呼ばれたりプリンターのところに移動したり、物の受け渡しがあったりで結構立つことが多いのですが、家にいると本当にずっと座りっぱなしになってしまいます。
コロナ禍の中でさまざまな場所で取り沙汰されるようになったスタンディングデスクですが、ついに導入をすることとなりました。
※今回夜に作業をしたため、画像が暗めですみません・・・
検討
スタンディングデスクの導入にあたり、様々な検討を行いました。
重視したのは、以下の点です。
- 高さのメモリー機能
- 調整可能な最低・最高値
- コスト
- 分解組み立ての簡単さ
その結果、最終的に以下の2点が候補となりました。
この2点は正直どちらを選んでも後悔しないと思いましたが、今使っているIKEAの天板を流用できることで、無駄なゴミが出なく、かつコストをより抑えられるという点からFLEXISPOTにすることにしました。
FLEXISPOT EJ2
最近Youtube等でよく目にするようになってブランドをご存知の方も多いかもしれません。
FLEXISPOTは電動スタンディングデスクを数多くラインアップしており、どれを買ったらいいか迷ってしまいます。
そんな中でEJ2を選んだ理由としては以下です。
脚だけで販売しており、現在使用中の棚や、別途で棚を用意することでオリジナリティーを出せる。
私の場合は今使っているIKEAの天板が比較的気に入っているので使いまわせることは大きな魅力でした。その分コストも削減できます。
もちろん、新しい天板にして気分を変えたいという方にもばっちりです。
山善のデスクでは脚だけという販売はありませんでした。
メモリーが4個記憶でき、立ち位置と座り位置のアイコンがあるため、直感的に操作しやすい
そんなに頻繁に立ったり座ったりをするわけではないですが、ボタンにわかりやすいアイコンがあるため迷うことがありません。また、チャイルドロック機能もあるので、お子様のいる家庭でも安心です。
障害物検知機能があり、椅子などをあやまって挟んでも安心
障害物検知機能は、昇降中にものが挟まるなどの負荷を検知すると、動作を停止してくれる機能です。
例えば、立ち位置から座り位置に変更中に椅子の手を置く部分が挟まってしまった時などは、それを検知して少し上がったところで止めてくれます。
組み立てが簡単
これはDIYスキルにもよると思いますが、組み立てはかなり簡単です。パーツは重いですが、その分剛性はありますし、部品の精度が悪くて組み立てできないということもありませんでした。
組み立て/設置
組み立ては、プラスドライバーと六角レンチで行います。
付属のレンチを使ってもいいですが、電動ドライバーがあれば飛躍的に早く組み立てできると思います。
まずは取扱説明書を熟読します。
いろいろ考えた結果、取扱説明書のやり方を変更して組み立てを実施しました。
最初にフレームを天板に固定しました。 部品が軽い方が微妙な位置ぎめをしやすいからです。 天板に本締めしてから脚部を取り付けます この状態でほぼ完成です。
最後に全体を90度、90度と回せば簡単に設置が可能です。
ネット上では一人では無理というレビューもありましたが、この方法なら結構簡単に設置できるのではないかと思います。
使用感
組み立てが完了して設置をしてみましたが、極めて安定していて非常に質感が高いです。
モーターの動きも滑らかかつ静かで、高級感があります。
強調しますが、この価格は電動昇降デスクの中では破格の安さです。
最小の高さでは69cmとなっており、上位モデルでは58cmと11cmの違いがありましたが、私の椅子との組み合わせでは特に不満はありませんでした。もし椅子が低いスタイルがお好きであれば、上位モデルも選択肢に入ってくると思います。
高さを最大にした場合でも、グラつきはほとんど感じられず、安定してPC作業ができる印象です。
もっとも、私の身長(176cm)では高さ最大では使いにくいので、身長によって微調整は必要です。
まとめ
スタンディングデスクを導入して約1ヶ月が経過しましたが、もっと早く導入していればよかったと後悔しています!
座っている状態と立っている状態ではする仕事の内容を変えられる印象で、座っている状態では没頭するような作業、立っている状態ではサクサクとタスクを消化するような作業が適しているような気がしました。
また何よりも座りっぱなし、立ちっぱなしの状態では健康に悪影響があるという研究もあるそうで、できるのであればうまく使い分けたいですよね。
家で仕事をする機会がある方は間違いなくメリットのあるアイテムだと思いますので、ぜひご参考いただければと思います。